ネット広告は効果が出ない…と感じたら見直したい、3つのポイント

インターネット広告は私達人間と同じように生きています。私達は食事をとらなければ餓死したり、身体に不調が出てきます。インターネット広告も人間と同じです。定期的にメンテナンスや食事を与えてあげないと弱ってきてしまいます。そこで本日は、ネット広告の効果が出ないと感じたら見直してほしい3つのポイントについてまとめました。

ネット広告で効果を感じられない理由は主に3つあります。

• 広告を見ている人数が少ない
• 見込み客にアプローチできていない
• 注文や申し込みにつながっていない

下記に広告の見直したいポイントを紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

広告が表示された回数を「インプレッション数」と言います。 ネット広告で効果が出ないと悩むときは、このインプレッション数が少ないという可能性が高いです。 

例えばGoogleディスプレイ広告（GDN）のクリック率は0.6％と言われています。 

つまり1,000回広告が表示されて、やっと6回クリックされる計算になります。

10,000回表示されれば6％、単純計算すれば100,000回表示されれば60％まであがってきます。もちろん60%表示されたからといって、その表示の全てがコンバージョン（成約）に結びつくとは限りません。そこからページを読み進めていくうちに離脱されたりしていきますので、この広告の表示回数をあげなければコンバージョンの確立もあがっていきません。

インプレッション数は、クリック数に比例していきますので、広告予算をあげてインプレッション数を増やしていくことも考えてみてください。

 予算を上げればたくさんの人に広告を見てもらえる確立は高くなりますが、それだけではクリック率は改善していきません。

ネット広告の基本である「お客様は誰か？」に立ち返り、ターゲット設定を明確にして、その理想とするお客様が思わずクリックしたくなるような広告文を考える必要があります。

あなたの理想のお客様はどんな方でしょうか？

• 年齢
• 性別
• ライフスタイルや価値観
• 子どもの有無や子どもの年齢
• 趣味、興味
• 職業や年収

それではお客様の1日の行動への理解を更に深め、広告文を練り直してみましょう。

例えば電子血圧計を広告したいとします。日々の血圧を知りたい70代なのか、運動をしている最中に自己管理として身につけたい30代なのかによって、それぞれ気になる言葉、反応する文章は異なるでしょう。「誰にこの広告を見てほしいのか」「理想とするターゲットが反応する文章になっているか」を意識して、より効果の高い広告文を考えてみてください。

ある程度までクリック率は改善できたけれど、コンバージョンにつながらない。その理由は、広告の内容とLP（ランディングページ）が一致していないからかもしれません。

例えば広告文で「今なら無料プレゼント」と記載してあるとします。無料なら良いかな・・とクリックしてLPに飛んでみると「送料500円をいただきます」と書いてあったら、広告をクリックしたお客様は、「なんだ、無料じゃないんだ」とか「この商品発送に500円かかるはずない」と離脱してしまうかもしれません。

消費者は賢いですから、市場の送料代も良くご存じです。250円程度の送料代であれば、無料プレゼントの文言に嘘はないと感じるかもしれませんが、送料500円と言われると、その商品は無料でなく500円の価値としか感じてくれないかもしれません。

ならばお試し価格○○円＋送料○○円とすれば、消費者に嘘をつかないキャッチコピーになりますから、LPに入った時も違和感なく「申込みボタン」を押してくれるかもしれません。

 「そんな初歩的なこと」と思うかもしれませんが、実際に多くの広告表示で見られています。特に、広告出稿担当者とLP作成者が異なる場合は要注意です。せっかくその商品や広告メッセージに興味を持ってくれた人を裏切らないようにしてください。