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Withコロナ時代のマーケティングコミュニケーションとは?

Withコロナ時代のコミュニケーション施策を考える

マーケティングコミュニケーションとは、市場を活性化するためのコミュニケーション活動

4月1日に3月の企業短期経済観測調査(短観)が日銀から発表されました。大企業製造業の業況判断指数(DI)が、前回調査(20年3月)から15ポイント上昇のプラス5、非製造業はマイナス1と発表されています。コロナ架にあって、飲食や宿泊業の苦戦は続いていますが、日経平均株価は30,000円を超え、最近では米長期金利上昇の影響を受け円売り・ドル買いが進み、市場は二極化はしているものの全体的には回復傾向にあるというのが政府の見解です。

 

Withコロナ時代におけるマスクの義務付けは、この先も数年続くとのことで、まだまだコロナウィルスとの共存も続きそうです。第三波が拡大してきた昨年より、今までとは違う仕事のあり方、進め方の相談を受ける機会が増えてきました。マーケティングは、マーケット(市場)をing (現在進行形)にすることです。マーケティングコミュニケーションは、市場を現在進行形にするために、お客様とのコミュニケーションの施策を考えることです。現在は、お客様もコロナ架にあります。マーケティングコミュニケーションのあり方もWithコロナ時代に応じ変化が求められます。第四波が拡がる中、改めてWithコロナ時代のマーケティングコミュニケーションの手法を一緒に考えてみましょう。

 

マーケティングコミュニケーションの手法は大きく分けて二種類

マーケティングコミュニケーションの手法は、大きく分けて二種類です。オンラインコミュニケーションといわれるデジタル施策とオフラインコミュニケーションといわれるアナログ施策になります。どちらが良いとかは、業種や想定されるお客様により違ってきますので、一概にはどちらが良いとは言えません。

 

想定されるお客様はどんな方でしょうか?その方は普段どこで探している情報を入手しているでしょうか?この問いに「インターネットで検索」という答えが出てくる場合は、オンラインコミュニケーションの施策を考えていくと良いでしょう。

 

先ほどの質問に、「業界新聞」「顧客訪問」「展示会」という答えが出てくる場合は、オフラインコミュニケーションの施策を考えると良いでしょう。しかしながらもうお気づきだと思いますが、業界新聞や顧客訪問が必要な企業にPCがなく、インターネットにつながっていないことは、まず考えられません。誰もがスマートフォンを持ち歩く時代、デジタルのコミュニケーション施策は必須になってきました。一方で、簡単に削除したり流れていってしまうオンラインコミュニケーション施策だけでは、お客様の心や印象に残りません。お客様の琴線に触れるアナログ施策は、時代が変われどコミュニケーション活動の要となります。

 

マーケティングコミュニケーション施策に必要なもの

マーケティングコミュニケーション施策を考えるときに大事なことは、ゴールを設定することです。どういう結果が得られれば満足なのかを考えて、ゴールに向かう道筋を立てます。例えば、自社製品をもっと多くのお客様に知ってもらいたいと考えるなら、インターネット広告は近道となるでしょう。対消費者向けビジネスなら必須のことです。

 

対企業向けのビジネスは、まず自社サイトのインターネット検索率を高めることが必要だと思います。高額な製品であればなおさらのことです。会社名や製品名でなく、カテゴリー名で検索率があがっていく施策を整えましょう。業界での製品認知度があがれば、展示会出展時やオンライン商談もスムーズに運ぶこととなります。いまは、お客様もコロナ架にあります。オンライン商談も多くなってきたことでしょう。おなじみのお客様ならともかく、初めてお話するお客様とオンラインでしかお会いしていないということも多くなってきたのではないでしょうか? オンラインでお話する前後には、お客様もインターネット検索で情報を入手されます。お客様が必要としている情報が御社になく、もし他社に揃っていたら...。そのお客様は御社より他社への好感度があがることでしょう。web集客という言葉があるように、自社サイトを営業社員としての役割を持たせる内容に整えることは、コロナ架におけるマーケティングコミュニケーション施策のひとつだと思います。

 

そしてオンライン商談の後に、カタログや会社概要をお送りすることもあるでしょう。その際に功を奏すのが、アナログの媒体です。良い感触で終わったオンライン商談後に渡されたカタログにスペックしか記載がないと、お客様の琴線になかなか触れることができません。他のお客様の声やユーザー事例など人間味のある内容を盛り込むと、商談後の印象に残る確率がぐっとあがっていきます。ここで大事なのは、お客様へのコミュニケーション活動を継続すること。ユーザー事例集やインタビュー記事は数が多いほど製品や企業の信用度も高まっていきます。オンラインとオフラインのコミュニケーション施策を良いところ取りして、コロナ架のマーケットを活性化させましょう。

 

どのように進めたらより早くお客様に到達できるか、マーケティングコミュニケーション施策にお悩みがございましたら、お気軽にAOI.コミュニケーションズにご相談ください。 

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